R56系の弱点・・・【圧縮抜け】 Ver.2
続き…
LABOに到着して早速症状の確認です…
各シリンダーの圧縮を図ります
OMGΣ( ̄ロ ̄lll)ガーン
3番シリンダーの圧縮が見事に抜けてます
この状態で考えられるのはバルブの欠損or消耗orバルブシートの抜け…
お客様に状態を連絡すると費用が掛かっても良いと言う事でオーバーホール覚悟でヘッドを降ろしていきます
ヘッドを降ろしてシリンダーを確認してみると・・・Σ( ̄ロ ̄lll)
ピストンに異常個所が!!
やはり3番に異常が見受けられます
3番だけ色が違います
さらに細かく見ていくと・・・
バルブ周辺がボロボロにΣ( ̄ロ ̄lll)ガーン
バルブに隙間が出来ています
さらに裏側から光を当てると・・・
バルブシートが完全に消滅しています(;´Д`)OMG
抜けたバルブシートがシリンダー内で暴れてシリンダー内部を傷だらけにしています
オーバーホールKITの出番は無いようです(ノД`)・゜・。
中古エンジンに載せ替えた方が安上がりとお伝えして
エンジン載せ替えとなりました(^▽^;)
さて・・・今回の故障の原因『バルブシートの抜け』は
金属の熱膨張を繰り返す事により起こります
R56系は水まわりに幾つかの持病をかかえていますので
気付かないうちにオーバーヒート気味で走行を繰り返す事もあり得ます
冷却水の管理不足などが故障の原因になりますので
日頃の点検やメンテナンスは心掛けた方が大きな出費は抑えられると思います✨
皆様、これからも素敵な『MINIライフ』を✨✨
((((oノ´3`)ノ✨✨